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講演会①

19 時間前
読了時間: 2分

更新日:25 分前


 ①10/17(土)14:00〜14:45


『テヅルモヅルはどこから来たか』

岡西政典さん

[プロフィール]

広島修道大学人間環境学部教授.博士(理学).専門はクモヒトデ類(テヅルモヅルの仲間)の分類学と系統学で,深海から浅海まで潜って標本を集め,新種の記載や進化の解明に取り組む.近年は環境DNAを使った生きもの調査にも挑戦中.著書に『生物を分けると世界が分かる』(講談社ブルーバックス).

「テヅルモヅル」という生きものをご存じだろうか.主に深海にすむクモヒトデの仲間で,5本の腕が幾重にも枝分かれし,まるで植物の根か,あるいは無数の触手のような異形の姿をしている.その見た目の奇怪さから,怪物になぞらえられることもある.


Astrocladus exigua
Astrocladus exigua

 私はこのテヅルモヅルに魅せられ,深海を調査し,博物館の標本を訪ね,DNAを読み解きながら,彼らがいつ・どこで・どのように今の姿になったのかを追い続けてきた.腕はなぜ枝分かれするのか.そこに意味はあるのか.これまでに見た目で判断されていた分類とは,異なる進化の道をたどってきた例も見つかっている.

Astrocharis monospinosa
Astrocharis monospinosa

 本講演では,分類学という地道な営みの面白さを軸に,これまでの研究でわかってきたテヅルモヅルの素顔を紹介したい.できれば,まだ論文になっていない未発表の知見も少しだけお見せできればと思う.テヅルモヅルの深く枝分かれした世界へ,ご一緒にもぐってみませんか




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