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講演会①
①10/17(土)14:00〜14:45 『テヅルモヅルはどこから来たか』 岡西政典さん [プロフィール] 広島修道大学人間環境学部教授.博士(理学).専門はクモヒトデ類(テヅルモヅルの仲間)の分類学と系統学で,深海から浅海まで潜って標本を集め,新種の記載や進化の解明に取り組む.近年は環境DNAを使った生きもの調査にも挑戦中.著書に『生物を分けると世界が分かる』(講談社ブルーバックス). 「テヅルモヅル」という生きものをご存じだろうか.主に深海にすむクモヒトデの仲間で,5本の腕が幾重にも枝分かれし,まるで植物の根か,あるいは無数の触手のような異形の姿をしている.その見た目の奇怪さから,怪物になぞらえられることもある. Astrocladus exigua 私はこのテヅルモヅルに魅せられ,深海を調査し,博物館の標本を訪ね,DNAを読み解きながら,彼らがいつ・どこで・どのように今の姿になったのかを追い続けてきた.腕はなぜ枝分かれするのか.そこに意味はあるのか.これまでに見た目で判断されていた分類とは,異なる進化の道をたどってきた例も見つかっている


講演会②
①10/17(土)15:30〜16:45 『あなたの知らないクモの世界』 鈴木祐弥さん [プロフィール] 博士(理学) 九州大学大学院システム生命科学府博士課程修了、現・徳島県立博物館主任学芸員。 クモ類の生態および分類に関する研究が専門。特にクモの食性や捕食行動の多様性、微小なクモや地下性クモ類の分類に興味がある。主な著書に「クモの巣ハンドブック」(文一総合出版、共著) クモは世界に約5万4千種、日本だけでも1700種以上が知られています。私たちにとっても身近な生き物であり、部屋の壁をぴょんぴょんと跳びはねるアダンソンハエトリや、駅の構内に網を張るイエオニグモを見かけたことがある人も多いでしょう。 カクレコケオニグモ クモの大きな魅力の一つは、糸を巧みに操る狩りの技です。あるクモは糸を投げ縄のように振り回して飛んでいる虫を捕らえ、またあるクモは魚釣りのように水面の獲物を釣り上げます。さらに、餌メニューも実にさまざまで、昆虫だけでなく小さな脊椎動物まで食べるクモがいる一方で、特定のアリしか食べないクモもいます。こうした狩りの方法と餌メニューに


講演会③
①10/18(日)13:00〜13:45 「植物」をやめた植物たち 光合成をしない、ちょっとずるい生存戦略 末次健司さん [プロフィール] 神戸大学理学部教授。主に光合成をやめた植物の生態を研究し、約100年ぶりの新属・新種となった「ムジナノショクダイ」など、多くの新種の発見に関わる。ナナフシの研究でも話題に。主な著書に『「植物」をやめた植物たち』、『森に咲く銀色の花 ギンリョウソウ』(共に福音館書店)などがある。 キノコを「食べて」生きているギンリョウソウ 「植物の特徴は?」と聞かれたら、皆さんはどう答えるでしょうか。多くの方は「葉緑素があって、光合成をすること」と答えるかもしれません。でも実は、植物の中には光合成をやめ、キノコの菌糸を栄養源にして生きる不思議な仲間がいます。こうした“「植物」をやめた植物”ともいえる菌従属栄養植物の暮らしを明らかにすることが、私の研究テーマです。 とはいえ、このような植物の研究は一筋縄ではいきません。光合成をやめた植物たちは、葉を広げる必要がないため、普段は地上に姿を見せません。現れるのは、花を咲かせたり実をつ


講演会④
①10/18(日)14:30〜15:15 何のための路上博物館なのか 森健人さん [プロフィール] 一般社団法人路上博物館 館長。博士(理学)。博物館に眠る骨格標本を 3Dスキャンし、複製や映像として館外に持ち出すことで、博物館に縁の なかった人へ標本の面白さを届ける活動を行う。全国の博物館と連携した デジタルアーカイブのほか、路上での展示やイベント出展を各地で展開。 講演要旨は近日公開予定!
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